家電製品のページ
<家電リサイクル法に関する案>
家庭から排出される廃棄物は基本的には各市町村が収集し、処理を行ってきました。しかし、粗大ゴミの中には大型で重く、また非常に固い部品が含まれているために粗大ゴミ処理施設での処理が困難なものが多くあります。家電製品はこれに該当するものが多く、有用な資源が多くあるにもかかわらず、リサイクルが困難で大部分が埋め立てられている状況にあります。そこで廃棄物の減量、資源の有効利用の観点から、廃棄物のリサイクル推進の新たな仕組みを構築するために制定された法律が特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)です。1998年(平成10年)5月に国会で成立し、同年6月に公布され、2001年(平成13年)4月1日より本格施行されました。

この法律では、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目が特定家庭用機器として指定され、小売業者は「排出者からの引取りと製造業者等への引渡し」、製造業者等は「引取りとリサイクル(再商品化等)」といった役割をそれぞれが分担し、リサイクルを推進することが義務づけられています。また、その際、引取りを求めた排出者は小売業者や製造業者等からの求めに応じ、料金を支払うことになります。

平成1641日より、特定家庭用機器に「電気冷凍庫」が「電気冷蔵庫」と同じ区分で追加されました。
<省エネに関する案>

小さな工夫で大きな節電家電製品の使い方をもう一度見直しましょう。

家電製品の特徴を知って、ムダなエネルギーを省きましょう私たちは、さまざまな家電製品に囲まれて暮らしています。
ところが、家庭で消費する電力の約66%は、「エアコン」「冷蔵庫」「照明」「テレビ」の4つで占められています。
この4つの家電製品を上手に使えば、毎月の電気代もずいぶん違ってくるといえるでしょう。
冷暖房は適温にする、電気のスイッチはこまめに切る、使わない電気製品のプラグはコンセントから抜くなど、家庭での小さな工夫が省エネの実績につながります。月々の目標を決め、毎日省エネを意識するだけでも5〜10%の節約が実現できます。

家電製品を選ぶときは省エネ性能にも注目しましょう

家電製品を新しく買うとき、また買い替えるときには、カタログ等で消費電力量等をよく調べ、省エネ性能の優れたものを買いましょう。

家電メーカーは、省エネ型製品を開発しています

家電メーカーは、使い勝手や機能とともに省エネ性能の良い製品の開発に力を注いでいます。例えばエアコンや冷蔵庫は、インバーター制御技術を採用するなど、数年前の製品より、格段に省エネ性能が良くなっています。

<エアコン>

冷房時には高めに暖房時には低めに温度を設定する
タイマーを上手に活用する
冷房時は扇風機を併用する
カーテン・ブラインドを閉める
エアフィルターはこまめに掃除を
オフシーズンはコンセントを抜く

<冷蔵庫>

食品を詰め込みすぎない
熱いものは冷ましてから入れる
ドアの開閉はすばやくおこなう
 冷蔵庫の周囲に適当な隙間をあける
 ドアパッキンが傷んだらすぐに交換を

<照明器具>

ムダな明かりはこまめに消す
節電を考えるなら白熱電球より蛍光灯を
蛍光灯は早めに交換を
掃除をすれば明るさアップ

<テレビ>

見ないときにはスイッチを切るおやすみになるときには主電源まで
 音量や明るさは普通で十分
画面はこまめに掃除す